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いしのまきNPO日和 Vol.008

オモシロNPOをご紹介します!

法務省のデータによると、今年10月現在の全国のNPO法人数は約5万2千。社団法人や財団法人も含めますと、かなりの数になります。それぞれの団体は活動の使命(ミッション)を掲げ、目指す将来像(ビジョン)に向かって活動をしています。NPO法人(特定非営利活動法人)の認可を取得するには、「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」「こどもの健全育成を図る活動」など、20分野の「特定」された活動の内、一つないし複数に該当していることが必須です。

しかし、中には「これがどの特定活動に該当してるの?」と思えるような、とてもユニークな活動をしているNPOもたくさんあります。今回は慌ただしい年の瀬にちょっと一息つけるような、オモシロNPOを紹介したいと思います。

【まちづくりの推進を図る活動】
少子高齢化は日本全国、どこの地域でも深刻な問題になっていますが、岩手県のNPOは独身者への支援を行う事で、結婚⇒出産の好循環を作り、少子化対策の一翼を担います。その名も「NPO法人おせっ会」。ホームページ(HP)を拝見すると、今ではめっきり少なくなった「仲人おばさん」が集い、独身男女を追い掛け回している様子が覗えます。このHPには「大喜利」と称して、次の記述がありました。
「婚活」と掛けまして「世界の通貨」と解きます。そのココロは「まだまだエン(円、縁)が強いです」・・・絶句!

居酒屋を拠点に、シニア世代が楽しくコミュニケーションを図れる場として、居酒屋経営をしながら、様々な教室や講座を開催しているとてもユニークなNPOもあります。カフェや食堂を経営しているNPOも多く、最近ではコミュニティカフェとして、地域の人たちが集う居場所を作り、本をたくさん置いたり料理を作ったりして、地域の人たちの憩いの場として利用されているところもたくさんあります。

増え続ける貧困層に向けて、食事の提供などをミッションとしている団体の活動が目立つ昨近ですが、食関連の団体でユニークなのが、「一般社団法人日本唐揚協会」。HPにある活動目的を見ると、唐揚げの奥深さに思いを馳せることになります。

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▲一般社団法人 日本唐揚協会ホームページより引用

HP上から「唐揚検定」を受験することができ、合格すると協会認定の「カラアゲニスト」になることができます。

【学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動】
芸術に関するNPOもたくさんあります。石巻でも震災後ミュージカル公演が行われたコモンビートなどは、だれでも参加することができ、表現活動を通して社会の根底にある問題を解決していく団体です。トリックアートに特化する団体もあるようです。巷で少数派であるトリックアート作家を支援していくこととトリックアートを広めることをミッションとしています。

【環境の保全を図る活動】
動物保護を活動目的としている団体も数多くありますが、北海道の「NPO法人札幌カラス研究会」はなかなかユニークです。どちらかというと嫌われ者のカラスを野鳥として扱ってもらい、人間と共存できるよう真面目に啓蒙活動を行っています。それにしても、なぜ今カラス?15451382_1144935332292932_448378708_n

▲湊・渡波地区での清掃活動、被災地での災害ボランティア活動の傍ら、アニソンとサルサのコラボイベントを定期的に開催している、石巻を代表するユニークな団体「マキコでございま~す」

それぞれユニークな活動をしていますが、どの団体も厳正な審査を経て法人格を取得しているので、公益性のある活動と言えるでしょう。他人から見ればあまり意味のないような活動でも、情熱を持ちながらマジメにやってしまうのがNPOの人たち。そんな熱い思いが、行政や民間企業では手の届かない部分をくまなく埋めているのです。

(特非)いしのまきNPOセンター
理事   遠藤 一恵

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